ナカで、当麻が脈を打って大きくなる
それを感じた僕のカラダは急速に沸騰し始める
条件反射
違う
“嬉しい”
から
すると、体温の上がった僕に当麻が気づく
またひとつ、ドクン!と容を増す
二人の先端から蜜が滴り
二人の喉から、声が溢れる
当麻が律動を開始する
最初は、ゆっくりと
硬い当麻が、僕のナカを行き来する
何度も何度も
擦れる壁が爛れそうだ
甘い痺れがカラダ中を満たした頃
彼が突き上げた
深いソコから奔る衝撃
当麻は僕を欲し、僕も当麻を欲する
僕は当麻に与え、当麻も僕に与える
二人で、二人であることを感じる
離れがたい二人であることを
そうだ
コレは、ただの快楽の追及なんかじゃない
END
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