最初に会ったその時から

最初に会った時から、そいつの視線が気になった。

なんだろう?
なんか纏わりつく。
ん?と、意識がそちらに持っていかれる。

違和感?

確かに一風、・・・いや、二風も三風も変わった奴ではあるけれど・・・。
でも・・・。

なんだ?

そう、粘質な何かを感じて。
ふとした瞬間に、それは僕を捕えた。


例えば、みんなで作戦を練っているとき。

そいつの提案に対し、ほかの面々で額をつき合わせて思案しているとき。
じっとこちらを見つめている・・・、かと思いきや、振り向くと、既に逸らされている視線。

ほんの一瞬のことだし、気にするほどのことではないのかもしれないのに、喉に刺さった小骨みたいな引っかかりを覚えた。

しかも、視線だけじゃなくて、空気そのものからも、ほかとは違う“何か”を感じることもあって。
視線を合わせていなくても、くっついてなんてないのに、頬と耳に、熱が伝わってくる。

ジリジリと。
ある一方向だけから。

触れそうで触れない肩や腕、指先から。
触れようとしてるのか、それとも、その逆なのか。

見えない糸、読めない意図に、皮膚がちくちくした。

何がなんだかわからなかった。

最初は。

そう。
ある日突然、思い至った。

至ってしまった。
至りたくなかった。

信じられなくて、信じたくなかった。

そんな・・・!
そんな、馬鹿なっ!

そうだよ。
有り得ない有り得ない。
うんうん。

最初は自分を嗤った。

意識しすぎ、自意識過剰なんだと否定した。
思春期が齎す、妙な妄想。
奇異な状況に置かれたがための、情緒不安。

そんなもんだろう。
そうに違いない、と。

思おうとした。

けど・・・、『思おうとしてる』こと自体、そうじゃない証しなのだとわかっていながら、それでも必死に抵抗して、で、結局自己嫌悪に陥った。

そいつの視線には、明らかに“他に対するのとは違う特別なもの”が含まれている。

認めたくはないけれど、たぶん僕は間違ってない。

この年齢で“それ”を理解するのは、“そういうもの”だと飲み込むのは、容易なことじゃはなかった。
というか、理解もしたくはなかったし、完全に飲み込めたわけでは、決してなかった。

違う違う違う!
そんなはずない!
そんな、バカなこと、あるわけない!
考えすぎだ!

と、何度、首を振ったことか。
心の中でも、実際でも。

それでも、“そう”としか思えなくて・・・。

僕はそれまでの人生で(とはいえ十数年だけど)経験のない、苛立ちを覚えた。
困惑して混乱した。

けれど、僕は平静を装った。
普段どおりでいることを、自分に課した。

もう意固地になっていた、といっていい。
僕が“そのこと”を、そいつのことを意識してる、なんて、これっぽっちだって感じさせるものかと。
いつも通り・・・もちろん、この非常時に“いつも通り”とはいかないが、それ以外は、なるべく、何でもない風に振舞った。

たぶん気付かれてはいなかったと思う。
誰にも。

当人にすら。

そう信じたかった。


けど・・・


だからだろうか?

僕とそいつの間の空気は、益々濃く、密になり、熱くなって、際どい距離もいっそう近づいていった。

ように思えた。

悔しいかな。
これはもしかしたら、あいつの思う壺なのかもしれない、と思うこともあった。

そんなのはまっぴらだった。
目に見えるほど頑なになりそうな自分を叱責し、そもそもその必要すらもないと言い聞かせた。

確かめたいけど、確かめたくもない。

募るモヤモヤは膨らむ一方。
馬鹿馬鹿しい、くだらない、としか言いようがなかった。
こんな時に、こんなことで煩わされるなんて。
癪に障るったらない。
吹っ切れない自分が情けないったらない。

どうやって、これに決着をつけたらいいのかすらわからなくて。
“決着”なんてもんがあるのかどうかも、わからなくなって。


このことに取られる時間は、戦いが一定の収束をみて、柳生の家に移ってから、加速度的に増えていった。
あのまま、帰郷できていたら、こんなことにはならなかったのかもしれないと、後々何度思ったことか。

彼は、何も言わなかった。
視線と、纏う空気だけで、その感情を伝えてきた。

それが、僕の、こっ恥ずかしい勘違いだったら、どんなによかったかしれない。


知りたくもない事実と答えを引き寄せたのは僕自身だった。
非常に残念なことに、これまで絶対の自信をもっていた僕の忍耐という名の猫袋に、綻びが生じ始めたのだ。



「目っ玉焼きぃ〜い♪目っ玉焼きっ・・・でっ!おわっ!伸っ、あにやってんだよッ!」
「え?」

「こっ、焦げる!つか、もー焦げてる、焦げてる焦げてる焦げてるッッ」
「ええっ?!ぅわああっ、ヤバヤバヤバイ!秀、みみみみ水っ水っ」
「いやいやいやっ、とえあえず、火消せッ火ッ」

「「ぉわぁあああああ!」」

こんな調子に、崖崩れは始まった。

甘い甘いきんぴらごぼう。
酸っぱい肉じゃが。
茹で過ぎてドロドロになったおひたし。
炊けてなかったお米。
沸かし忘れたお風呂に、ゴミ出しの曜日間違い。

当然、周りも心配しはじめた。
あれやこれやと気に掛けてくれた。

あいつ以外は。

原因は、僕だけがわかっている。

こう言っては良くないけれど、戦ってる間のほうが、よっぽど僕でいられた。


「随分と大きな溜息だな」
「あ・・・征士・・・」
「・・・いつもすまんな」

てんこ盛りの洗濯物に目を落として。

「あー、大丈夫大丈夫。今日は少ないほうだし」
「そうか」
「うん」

彼は、朝稽古から戻ってきたところだ。

真面目だよなー、偉いよなー。
どっかの誰かとは大違い。

「・・・何か、心配事でもあるのか?」
「えっ?」

征士は、鋭い。
けど、ニブい。

“何か”が変だ、とは気づくけれど、それが“何なのか”を当てるのは不得手なのだ。

「あー・・・、いや、さ・・・、最近、失敗が多くて、自己嫌悪ってた」
「失敗?」

彼は小首を傾げ、ややあってから、納得したように頷いた。

「・・・ああ・・・、なに、気にすることはない」

征士って、老成しているようでいながら、まだまだ子供っぽいところもあって、面白い奴だ。

「いやぁ、でもねー・・・」
「伸は、何においても完璧を求めすぎなのだ」

「ええっ?そんなことないよ!ていうか、それを言うなら、僕より征士のほうが、でしょ」
「ふ・・・っ、それはないな」

「なんで?」
「私はそもそも、台所には立たんからな」

「ああ〜・・・ハハっ、そっか、なるほどね」
「そういうことだ。・・・まあ、無理はするな。伸が家事に忙殺されて、いざというときに使い物にならんのでは困るからな」

「使い物、って」

悪気はない彼独特の物言いに苦笑した。
征士も気づいたらしく、珍しく僅かに動揺して。

「・・・む・・・や、なんだ、その・・・、つまり、だ、お前も大事な戦力なのだから、と、そういうことだ」
「ぷぷっ、わかってるよ、もちろん。・・・ありがとね」
「うむ」

ただ・・・、忙殺されそうなのは、家事に、じゃなくて・・・なんだけどねー・・・。

と内心ガックリ項垂れつつ、洗面所を後にした背中を見送った。
実は、最近、こんな風に、遼や秀にも、いらぬ気遣いをさせてしまっている。
何も言ってこないのは、元凶だけだ。

この野郎・・・っ!

今のところはまだ、上手く誤魔化せてはいるものの・・・。

そろそろケリをつけないとマズいと思い始めていた。

ある意味、征士の言ったことは正しい。
このままだと、いつ訪れるとも知れない、いざという時に、本当に悪影響を及ぼしかねない。
それは、つまり、家事みたいに、僕個人で償える範囲のものでは到底ないってことで。

ただ、どうやって、そのケリとやらをつけるのかが問題だった。

いかんせん、具体的には、何もないのだ。
可能性は低いにせよ、僕が勝手に、そう思い込んでるだけかもしれないのだ。
しらばっくれるな、と言ったって、実際しらばっくられたら、一巻の終わり。

そんなの・・・!
恥ずかしいったらない。
それこそ、穴があったら入りたい、ってな状況に陥るわけで・・・。
そんなのは、真っ平ごめんだ。
ていうか、耐えられない。
そのせいで戦意喪失・戦線離脱・敵前逃亡することになりかねない。

そうならないためには、何か、決定的なことがなくちゃ。
けど、どうだろう・・・?
そんな時が、早々くることがあるだろうか?


果たして“その時”は・・・・・・!


ちっともこねーーーーーっっ!

でも、相変わらずなのは、相変わらずで・・・・・・。

イライラ、モヤモヤ。ムカムカ


ほら今も・・・


台所に立つ僕の後ろ。
冷蔵庫を開けて飲み物を物色してる。

その背中・・・

ジワジワ伝わってくる・・・っ。

ううううううううっっ、アッツいんだよっ!

「あ・・・、ッッターぁっ!」

あちゃー・・・やっちゃったよもぉ〜っ。
クっソォ!やんなる!
なんでなんでなんでっ?!
どうしてどうしてどうしてなんだよーっ!


「・・・ぉぃ・・・ぉい・・・オイ!」
「っ!なんだよっ」

「指、切れてるぞ」
「んなこと、知ってるよっ」

「・・・八つ当たりはやめてくれ」
「してないっ」

「・・・そうか・・・」

沈黙

「だから・・・な、なんだよ・・・ッ」
「いや、それ、なんとかしたほうがいいんじゃないか、と思ってさ」

「ああ?」

包丁の刃が当たった人差し指の第一関節の傷は、思った以上に深かったらしく、血がぽたぽたと床に落ちていた。

「ぅゲっ」

沈黙

・・・はたッ!

「・・・ち、ちょっと!ボぉ〜っと見てないでさっ、救急箱を持ってくるとか、雑巾を持ってくるとか、なんかやることあるだろッ」

我ながら、ヒステリちっくじゃね?
と、思いつつも止められなかった。

ところが、目の前のそいつは・・・
僕のそんな感情を、さらに逆撫でしてきた。

両手に持ったグラスとジュースのパックを、掲げて見せたのだ!

「なに?なんなの?今は、それを飲むほうが優先てこと?」

言ってる間にも、押さえた右手の指の間から血が滴っているってのに!

「や、両手が塞がってるから」

ヤバイ!
米神の血管がブチ切れそうだ・・・っ

「ここに、置けば、いいんじゃない、か・な?」

片肘で、キッチンカウンターを指した。

「あ、ああ、そうか、そうだな」

ぇ・・・・・・これ、天然???
じゃなきゃ、ただの・・・ただの・・・、ナンダ??

「待ってろ」


結局

ヤツは、ティッシュの箱だけ持ってきた。
雑巾がある場所も、救急箱がある場所も知らなかったから。

僕は、数枚のティッシュを傷にあて(後で剥がすのが大変だったけど)、ヤツを先導して必要なものを調達し、自分で処置した。


で、食事の仕度をして、寝込んだ。


馬鹿馬鹿しいったらない!

怒りは熱に比例した。


その夜

普段同室の秀は、遼の部屋へ移った。


カ・・・チ


今、この家に暮らす仲間内で、ノックもせずに部屋に入ってくるヤツは一人しかいない。
とはいえ、ドアを静かに開け閉めしよう、というくらいの常識はあるようだ。

気配が近づいていた。

沈黙

「・・・・・・なに・・・?」

少し空気が動いた。
驚いたんだ。

ザマーミロっ!

「なんだ、起きてたのか・・・」
「なんだって、なんだよ」

「ム、なんか今日、やたらと俺に突っ掛かってこないか?」

今日だけじゃないことには気づいてないのか・・・

「それは、ごめん。で?」
「あ、ああ、いや、その・・・遼が・・・」
「遼が?」

なんでそこに遼が出てくるんだ??

「お前が熱を出したって、オロオロしてたから」
「そう・・・」

またこうして、遼や他の皆に心配をかけてしまった自分が情けなくて、嫌だった。

「困るな」
「え?」

「遼に無駄な心配をかけるな」


ダ?

また熱があがった。

「あいつを余計な、いらんことで消耗させたくない」






イ・ラ・ン・コ・ト

うー・・・っ、鼻水が出そうだ。

「・・・そん、なのっ・・・、わ、かってる、よ・・・っ」

怒りで、奥歯がギシギシいいそうだった。

そんなの、もちろん、当然、わかってる。
わかりすぎるくらいに、わかってるさ!

そうだよ。
一番大事なのは遼だ。

僕らにとっても、この世界にとっても、遼は希望。
その希望を、僕らは全力で守って、支えなきゃいけない。

そういう立場の僕が、こんなじゃ・・・。
それこそ“使い物にならない”ってやつだ。

でもそんなこと、君に、あえて、ご指摘いただくまでもなく、重々、十二分に、わかってますっ、つーの!

「・・・最近、失敗が多いようだな」
「はあっ?!」


とうとう

我慢の
限界が
訪れた。

つい、頭に乗っけていた濡れタオルを吹っ飛ばして、起き上がった。

キ・ミ・ニ・イ・ワ・レ・タ・ク・ナ・イ
んだけどっっ!!

もう〜ダメッ!
もぉおおおおお、黙ってられないっ!

「あ、あのね!」
「なんだ」

「自覚してんだか、してないんだか、知らないけどさっ、言っとくけど、君の言う『失敗』は、全部、全部、ぜーーーんっぶ、君が悪いんだからな・・・っ」
「は?俺が?俺が何故?どうしてそうなる」

「君が、・・・君が、やったら、チッラチッラこっちを見てきたり・・・、意識をずーーーずっとこっちに飛ばしてきたり・・・、僕の、一挙手一投足にいちいち干渉してきて・・・って、見えないけど、けど、してくるからさッ」
「は?何言ってんだ、お前」

「けど、だって・・・だって、そうだろっ?!ばっくれんなよ、わかってるんだからなッ」

沈黙

溜息

溜息?!

そしてヤツは、のたもうた。

「・・・違うな」

「ああっ?『違う』だって?何が違うんだよッ」
「だって・・・」
「だって、なに?」

「だって・・・、お前のほうが、俺を、見てるんだろ?」


沈黙

沈黙

そして沈黙

っはぁあっ!窒息するかと思った・・・っ

「へっ?え??な・・・っ、なっなっ」

なになになにぃいいいいっ!?!?
なんだってぇえええええっ?!?!
なんたる言い草!

ムカつく!
ムカつくムカつくムカつくーっっ!

「そんっそんっそんっ」

そんなわきゃあねーだろガァーーーーーウウウッッ

「伸・・・お前、俺のこと、意識しすぎだろ」

えー・・・・・・・・・はい?

“僕”が?
“君”をっ???

何言ってんだ、こいつ・・・・・・・・・

ブチッ
ブチチチチチッッ

だ・・・っ、だめだ・・・っ

意識をしっかり持て、僕!

でも、
怒りで、
憤りで、
脳みそが沸騰して、
脳の血管が・・・ッ!

「ち、違うっ、君が、僕を意識しすぎなんだよっ」

「お前がそうだから、こっちも気になるんじゃないか」
「だっかっら、違うって!逆だよ逆ッっ」

「いや、お前が先だった」
「いーや!違うねっ、君が先だよ!」

「違う。伸だ」
「当麻だよっ」

「違う」
「違くない」

「逆だ」
「逆じゃないよっ」

「伸だ」
「当麻だって!」

「いいや逆だ」
「逆じゃないって!」

沈黙

僕の荒い息遣いだけが、部屋の唯一の音。

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・っ
なんなんだ?この押し問答・・・。

おかしい・・・
こんな風になるはずじゃなかったのに・・・

いったいどうしたら、収拾がつくんだ??

ていうか・・・・・・、

そうだよっ

ていうか、こいつ、“否定”は、してな・・・く、ない・・・か???

「ちょ、ちょっと待って。ひとつ、確認」

僕は手の平を相手に向けてから、四本の指を折り曲げ、人差し指だけをぐいと突き出した。

「なんだ」
「じゃ、君、今は、意識してる、って、ことだよね?」

「は?」
「今現在は、意識してんだろ?僕のこと」

――――――ッ!」


やっぱり!!
やっぱり、そうなのかっ?!
そうだったのかっ!!



そぉ〜かぁ〜・・・

ふーん

やっぱりそうなんだー



なんだよなんだよー
ほっぺた赤くしちゃってさー
顔逸らしちゃってぇ

なんだよこいつぅ
かわいいじゃないか〜

て、
て・・・・・・・・・





いや・・・

あれ?
あれれれれ???

勝ち誇った気分が、何かに取って代わろうとした、その時だった。

顔を背けたままの当麻が、ぼそぼそ口を動かした。

そこから、聴きたくない言葉が零れ出てきた。

「・・・な・・・ら、お前も、だろ・・・っ」
「!」



そして、キっとこちらを向いて、一言一言、噛んでで含めるように、語気も強く言い放った。

言われたくないことを。

でも、ある意味、言わせようとしていたことを。

「今は、お前も、俺も、お互いを、意識してる。そういうことだな?だよな?」



キターーーーーーーーッッ!

きてしまった〜〜〜〜〜〜〜っ

「う゛・・・、う゛、う゛、う゛う゛う゛〜っ」

そ、そう・・・いう・・・こと・・・に、なる・・・ね・・・・・・・・・
なっちゃう、ん、だよ、な・・・・・・

残念ながら!
誠に遺憾ながら!

「と、いうことは、だ、つまり、お前と俺は」
「ぅぎゃーーーーっだだだだだだめェーーーーッッダメダメダメダメっ、それ以上は言うなっ!言っちゃだめ!いっ、今はっ、だだだだダメだって!」

さすがの当麻がたじろいだ。
それに、少し、ムッとしたようだった。

けど、

「・・・わかった」

ほ・・・
よかった・・・
よかったよぉおぅおぅ〜
泣きそうだよ、もぉ〜・・・

「わかった・・・。今はまだ言わないでおく」

はへ?
アレ?

今、なんか・・・・・・・・・

当麻は、入ってきた時と同じように、やたら静かに出ていった。

ええと・・・、

つまり、
つまり、

彼が静かに出入りしたのは、常識として気を遣ってのことではなく、ただの、クセ、そういうことだったのだ。


「ぷっ、プハっ、はははは・・・っ、ぁははははははっっ」


この一部始終が、我ながらなんとも滑稽で、笑えた。
ただ一方で、問題を先延ばしにしてしまったような自分に、腹立たしくもあった。

だからもちろん、モヤモヤが全部なくなったわけではない。

でも、どういったわけか。


今日はまあ、もう、これはこれでいいや。

と、思えた。



END 

 


目次にモドル
リビングにモドル