1976/9/14 奥沢神社のお祭り

東急目蒲線奥沢駅の直ぐ側に、室町時代に創建されたと言われる由緒ある奥沢神社がある。
江戸の中期の宝暦年間に奥沢地方に疫病が流行した時、村の名主の夢枕に八幡大神の「藁で作った大蛇を担ぎ村を巡行させよ」お告げがあり、その通りにしたところ、疫病が治まったとの言い伝えで、それ以来約250年間、氏子は藁で作った大蛇を担いで、街を練り歩く行事が続いている。
毎年9月14、15の両日の神社の大祭の時に「全長10m重さ150kgの藁の大蛇のお練り」が行われている。昭和59年に区の無形民俗文化財に指定された。お祭りの後、その大蛇は大鳥居にかられ、奥沢神社の信仰のシンボルになる。

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