2009/8/28 永平寺

今から約750年前の寛元2年(1244年)道元禅師によって開創された曹洞宗の大本山。境内は約10万坪、樹齢約700年といわれる老杉に囲まれた静寂なたたずまいの霊域に、七堂伽藍を中心に70余棟の殿堂楼閣が建ち並んでいる。
参道手前の土産物店にバスを止めて参道を歩いたが、成田山とか、明治神宮のように、お参りができる仏殿が外から分からない。お参りするには通用門から靴を脱いで上がらないとだめなようだ。最初に広間に集められ、雲水よりさしつかえなければ足を正座にし合掌といわれ、見学箇所の概要とカメラはお坊さんに向けてはいけない等、お参り心得を聞き順路に沿って見学する。現在、200名の人が修業に打ち込んでいるとのこと。
台所に当たる部分の廊下にすりこぎがかかっている。これに触ると料理が上達するとのことで触ってきた。祠堂殿にあった大きな大きな数珠、名物とか。ほぼ見学終わって帰るとき、ただいま僧堂で修業中につき通行禁止といわれる。そこを通らなければ帰れないわけで、いつまでもストップさせられるわけにいかず、誰か交渉したのか特別に許してもらった。帰路振り返って見たとき、僧堂から庫院の方向へ帰る修業僧の行列を見ることができた。 参拝記念に、瓦修復の志納金を照子と1,000円ずつ献金。みやげ物店で、印度翡翠入り黒檀の数珠を3,000円で買う。

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