2010/10/16 母三回忌お墓参り

14時から飯田善勝寺で母三回忌法要。帰ってきてからお墓参り。

善勝寺住職の法話。
善勝寺にはお守り、お札一切ない。仏壇左側にお花が飾られている。これで亡くなった仏様が喜んでくれるでしょうと思われるでしょう。こっちから見るときれいな花だけど、向こうからだと裏しか見えない。浄土真宗は、自分はどうなっても他の人が喜んでくれればいいという考え。左手、なんでも救いあげますよ拾い上げますよという手。右手は知恵。
一つだけ大事なことを言うと、今朝目が覚めたときどういう気持ちで起きてきたか?人間はろくなこと考えていない。寝ている間に血液はちゃんと回っている。本人のために、体の中みんな働いてくれている。70年、80年生きてきた人もみんな休みもせずに本人のために働いてくれている。生かされている自分がいる。すごい教えの中に自分がいるということを分かっていることが大事。阿弥陀仏様がそういうことを教えてくれる。
法事というのは、亡くなった人のためにやると思うかもしれないけれど、自分の為にやるんです。生きていることは素晴らしいことだ。それを忘れないように。ありがとうという気持ち、自分が考えもしないような力によって生かされている。それを忘れないようにというのが浄土真宗の教え。

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