2010/10/30 第一次大極殿

会場は広く、第一次大極殿は朱雀門の真北約800mにある。途中、近鉄奈良線の踏切を渡る。第一次大極殿は正面約44m、側面約20m、地面より高さ約27m。直径70cmの朱色の柱44本、屋根瓦約9万7000枚を使った平城宮最大の宮殿であり、その建物は奈良時代の中頃に、一時都とした恭仁(くに)宮に移築され、山城国の国分寺金堂になった。当時、天皇の即位式や外国使節との面会など、国のもっとも重要な儀式のために使われていた。中央に据えられた「高御座(たかみくら)」が見事。

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