2011/2/26 池上梅園

北側は戦前まで日本画家伊東深水氏の自宅兼アトリエ(月白山荘)だったが戦災で焼失。戦後料亭経営者小倉氏が南側半分を拡張、別邸として使用していた。小倉氏没後、東京都に譲渡され、昭和53年(1978)大田区に移管された。大田区では、紅梅を中心に植林・整備拡張をすすめ、現在面積9,880u、区花である梅は紅梅220本・白梅150本、その他ボタン、ツツジ等50種500本の樹木がある。

茶室(清月庵):伊東深水のアトリエを設計した数寄屋建築の設計家、川尻善治氏が自宅に建てた離れ家でした。平成元年から茶室として公開している。
茶室(聴雨庵):政治家、藤山愛一郎氏所有の茶室だったが、昭和58年に藤友倶楽部から大田区に寄贈された。聴雨庵の名前の由来は、藤山雷太翁の号を「雨田」と称したところからとも言われているが確証はないとのこと。
和室:8畳(3室)
写真後方の鉄橋は、都営地下鉄浅草線の車庫。その後方が、写真では見えないが第二国道。

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