2013/2/18 足立美術館

「名園と横山大観コレクション」すなわち日本庭園と日本画の調和は、当館創設以来の基本方針。
足立全康は明治32年2月8日、現、安来市古川町―美術館所在地に生まれた。
小学校卒業後すぐに、生家の農業を手伝うが、その後紆余曲折、様々の事業を興し、
戦後は大阪で繊維問屋、不動産関係などの事業のかたわら、幼少の頃より興味をもっていた日本画を収集して、いつしか美術品のコレクターとして知られるようになる。
昭和45年、71才の時、郷土への恩返しと島根県の文化発展の一助になればという思いで、財団法人足立美術館を創設。
昭和54年、北沢コレクションの大観の作品群を一括購入。
平成2年、91才で亡くなるまで世界の足立美術館にしたいという夢とロマンを持ち続けた。

一つ前のページに戻る