2014/2/10 札幌市営地下鉄北十三条東駅前

札幌市営地下鉄は北海道札幌市が経営する地下鉄である。市の条例・規則等では「鉄道事業」及び「高速電車」としている。市内で3路線が展開され、全線がゴムタイヤを用いた案内軌条式鉄道(ゴムタイヤ式地下鉄)である。

南北線 - 1971年12月16日開業、2005年現在16駅
東西線 - 1976年6月10日開業、2005年現在19駅
東豊線 - 1988年12月2日開業、2005年現在14駅
3線合計48.0km、一日平均乗車人員574,853人 (2006年度)

走行路面上を新交通システムのように主輪のゴムタイヤで駆動して、走行路面中央にある1本のレールを案内軌条とする。
南北線と東西線・東豊線では下記のような違いがある。
集電方法(南北線は第三軌条方式、東西線・東豊線は架空電車線方式)
案内軌条の形状(南北線はT字型、東西線・東豊線はI字型)
走行路面の材質(南北線は樹脂製、東西線・東豊線は鉄板)
ゴムタイヤ(南北線はダブルタイヤ、東西線・東豊線はシングルタイヤ)
ゴムタイヤ式地下鉄はパリ地下鉄等でも見られるが、札幌市営地下鉄は独特の形式であり、「札幌方式」と呼ばれることがある。

札幌方式の特徴
加速・減速性能に優れている。
粘着性が比較的高いため、急勾配における登攀性に優れている。
乗り心地が良く、保線の必要が少ない。
騒音が少ない。
タイヤの磨耗が激しくタイヤ保守費用が嵩む。
ゴムタイヤ方式は鉄車輪式に比べて走行抵抗が大きいため惰性走行時の速度低下が激しく、消費電力が大きくなりがちである。
車両が完全に独自規格のため、他社との基本設計の共通化によるコスト削減が困難。
トンネル断面積が大きいことで、キロメートル当たりの建設費用が割高。
開業以来、すべての車両がアルミ合金製車体である。
車体幅は3,080mmで、2010年現在日本国内で営業中の鉄道車両では最大(新幹線はのぞく)。名古屋東山モノレールの3,100mmに次ぐ大きさである。

以上、ホームページより抜粋。
後方にアパートが見えます。

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