2014/3/17 横浜港に入港したクイーンエリザベス

クイーン・エリザベスは、2010年に就航した3代目で2,092人収容。海面からの高さが約57mで、橋桁までの高さ約55mの横浜ベイブリッジを、干潮時を狙ってぎりぎりくぐり抜けた。海面からの高さは、QEが56.6mに対し、ベイブリッジは橋下まで55m。そこで満潮時(最大2.3m)より2m潮位が下がる16日午後11時に入港した。
ベイブリッジの高さは、2代目の「クイーン・エリザベス2」(70,327トン、高さ51m)など、横浜港に入港していた大型客船が通過できることなどの観点から設定された。だがその後、客船はさらなる大型化の時代に突入。市にとっては超大型客船がベイブリッジをくぐれないという課題が新たに浮上した。 2013年5月に初入港した大型客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(137,276トン、高さ63m)もその1隻。ベイブリッジをくぐれず、外側の大黒ふ頭の貨物用岸壁に着岸。市は出入国客用の手続き場所をふ頭から離れたパシフィコ横浜などに設置し、乗客はピストン輸送する市営バスで移動した。

船籍:イギリス
所有:カーニバル・コーポレーション
運航:キュナード・ライン
発注:2007年10月
起工:2009年7月2日
進水:2010年1月5日
命名:2010年10月11日
処女航海:2010年10月12日
総トン数:90,400トン
全長:294m(964.5ft)
全幅:32.3m(106ft)
全高:62,5m
喫水:8m(26ft)
機関:4×MaK社製12M43Cディーゼル 2×MaK8M43Cディーゼル63.4MW
速力:約23.7ノット
定員乗客:2,092名
ウィキメディアより

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