00_心ヶ記

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感性永劫
 
 
【 心 】 - - - - -
〔音〕 …音読み
◎シン
 …(1)動物の血管系統の中心器官。 ⇒<例>心臓(
しんぞう
 …(2)知情意の働きの総体。意識。精神。こころ。 ⇒<例>心(
しん)が強い
 …(3)本心。 ⇒<例>心(
しん)は親切な人。 ⇒心(しん)から好き
 …(4)物ごとの大切なところ。中央。「芯(
しん)」に通ずる。 ⇒<例>中心(ちゅうしん

〔訓〕 …訓読み
◎こころ
 …(1)体に対し(しかも体の中に宿るものとしての)知識・感情・意志などの精神的な働きのもとになると見られているもの。
    また、その働き。 ⇒<例>心(
こころ)ここにあらず{うわのそらだ} ⇒心(こころ)にもない事を言う ⇒心(こころ)に掛ける
     ⇒心(
こころ)を使う ⇒心を入れ替える{改心し、新たに出発する} →{意味によって「情」「意」とも書く}
  …心の本来の状態。まごころ。 ⇒<例>心(
こころ)から感謝する ⇒心(こころ)を尽くす
  …その時の心の状態。考え。感じ。気持。思い。 ⇒<例>心(
こころ)が変わる ⇒心(こころ)にかなう ⇒心(こころ)を打ち明ける
  …思いやり。情け。 ⇒<例>心(
こころ)を寄せる
  …情趣を解する心。 ⇒<例>心(
こころ)なき身にもあはれは知られけり{新古今}
 …(2)事物の内にこもっていて、それの価値のもとになるようなもの。
  …表現の意味合い。わけや味わい。 ⇒<例>歌の心(
こころ)を知る
  …謎で答が成り立つ根拠となる、わけ。 ⇒<例>・・とかけて、・・と解く。その心(
こころ)は

〔意〕 …意味読み
◎むね

〔総画数〕 04
〔述語〕
◇心臓(
しんぞう) 心悸(しんき) 悪心(おしん) 衝心(しょうしん) 点心(てんしん) 強心剤(きょうしんざい
◇心身(
しんしん) 心血(しんけつ) 心魂(しんこん) 心眼(しんがん) 心髄(しんずい) 心力(しんりょく) 心霊(しんれい) 心理(しんり
 心境(
しんきょう) 心情(しんじょう) 心酔(しんすい) 心痛(しんつう) 人心(じんしん) 本心(ほんしん) 一心(いっしん) 小心(しょうしん
 発心(
ほっしん) 変心(へんしん) 放心(ほうしん) 仏心(ぶっしん) 信心(しんじん) 道心(どうしん) 感心(かんしん) 安心(あんしん
 会心(
かいしん) 歓心(かんしん) 甘心(かんしん) 寒心(かんしん) 関心(かんしん) 疑心(ぎしん) 帰心(きしん) 逆心(ぎゃくしん
 恒心(
こうしん) 獣心(じゅうしん) 焦心(しょうしん) 成心(せいしん) 赤心(せきしん) 専心(せんしん) 痛心(つうしん) 二心(にしん
 腐心(
ふしん) 腹心(ふくしん) 愛国心(あいこくしん) 公聴心(こうちょうしん
◇中心(
ちゅうしん) 心棒(しんぼう) 遠心(えんしん) 花心(かしん) 核心(かくしん) 求心(きゅうしん) 重心(じゅうしん) 鉄心(てっしん
 天心(
てんしん) 灯心(とうしん

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感性永劫
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