ラインテスト
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昔、手塚治虫さんの作ったアニメに「おんぼろフィルム」という作品がありましたが、
あれはすばらしい内容で、こちらは正真正銘のおんぼろアニメ、と、いうか、けちけちアニメ。
しかも、メモリサイズを減らすため、一瞬(6秒が限度)しか見れないという最悪アニメ。
一口にアニメーションといっても、3K(Kはコマと読み、フレームともいいます。
一秒につき、8枚絵を描く)アニメ、2K(一秒につき12枚の絵を描く)アニメ、
または、フルアニメ(一秒につき24枚の絵すべてを描く)などがあります。
むろん、描く枚数の多い方が、より動きの滑らかなアニメが出来上がります。
最近はパソコンの導入で、一秒30フレームのアニメもあります。
時間がない、高いアニメーション専用の紙は使わない、
かわりに、コピー用紙の再生紙を代用(もちろん、紙を固定する
タップなども使用しない←これがかなりキツイ)で、
むろん、紙も節約するため、3Kアニメ。
加えて時間の無駄になるので、一発勝負(修正しない)!
実は、この数ない3Kアニメで、どれだけ手を抜けるか、と、いうのに関心があります。
手塚さんの話に戻りますが、彼は初めて「鉄腕アトム」を製作した時に
それまでの常識をくつがえすような”手抜きアニメ”を作り上げました。
時間と枚数を節約するのに四苦八苦しているので、3K手抜きアニメ、
模範的アニメ制作者らしからぬ行為ではありますが、非常に興味があります。
加えて、あまりに必要以上に枚数を使いすぎるアニメ制作者は
「要のポーズが分かっていない。」と、みなされ、敬遠されてしまいます。
アニメは、ハデなものより、地味な動きを描く方が枚数もかかるし、根気がいります。
”爆発シーンを描きたい”と、いうアニメ制作者が多いのも、その顕れです。
アニメは描く枚数が少なくなればなるほど、一枚の絵に重みが加わります。
ですから、うまいアニメ制作者は3Kでも、一枚で充分効果的なポーズを
描く事が出来る人、ということになります。
主にイラストを描いてきたので、すっかり指がなまってしまいました。
とりあえず、私は、もっと、お勉強します...3K6秒で(笑)。
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