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■番外編 アメリカ スポーツビジネス視察(2007年・夏)

■番外編 アメリカ スポーツビジネス視察(2007年・夏)
  6月5日 シアトル・マリナーズ vs B・オリオールズA他

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この日のシアトルもドン曇り。
2週間の旅も、今日で最終日となった。

本日は、Safeco Fieldのスタジアムツアー、
隣接するNFL・Quest Fieldのスタジアムツアー、
Safeco Fieldでの試合観戦、この3本立てだ。
勢いで企画した準備不足の旅だが、それにしてもシアトルは他にやることがない。
因みに、Quest FieldとはNFLシアトル・シーホークスのホームスタジアム。
スタジアム三昧の最終日が始まった。

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この人は、任天堂の社長。
御存じない方も多いかもしれないが、
マリナーズのオーナーは任天堂、日本企業である。

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ここはオーナーズ・ルーム。
あらゆる設備が整うVIPルームらしい。
テラスに出れば、グラウンドが一望できる。

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ここからは、プレス席。
記者等マスコミ専用の部屋だ。

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良い記事、良い報道をしてもらいたい為、
最も見晴らしの利く場所を提供している、と自信満々の広報。
確かに見晴らしは抜群。

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実は、このスタジアムツアーに参加した目的はツアーではない。
内部に潜り込んで、現場勤務するスタッフに接触し、
生きた情報を話して貰うこと。
前日にマリナーズ公式ガイドブックを購入し、スタッフ案内を見つけた。
出来れば、日本人・日系人に話が聞きたいと思い、この日電話を数回したが、
当然取り次いで貰えなかった。
…ならば、オフィスに潜り込み、接触の機会を伺おうと企んだ。
オフィスロビー受付で、駄々をコネ、名刺を渡し、数十分。
日本語が話せるショップスタッフを紹介してくれた。粘り勝ち…である。
この方(ハジメさん)は1時間近く熱心に話をしてくれて、帰国後も何度も食事をし交流が続いている。

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ハジメさんと別れ、すぐ隣にあるQuest Fieldへ。
世界一成功しているスポーツビジネス、NFL。
シーズンオフなのが、残念。

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スタジアムに入ると、いきなりコレ。
ファンは12番目のプレイヤーです。

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全米カレッジフットボールの競合チームのヘルメット・オブジェ。

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ゲームの時は、この移動式ゲートを潜って選手達が登場する。

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解放感があって、広い専用スタジアム。
奥にはシアトルの摩天楼が…。

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客席はこんな感じ。

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逆側もこんな感じ。

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これは立ち見席。
一人分の立ち見スペースに、$50以上の値段が付くという。
さすがNFLの人気は凄まじい。

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プレスルーム。
クリーンである。

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こちらも見晴らし最高。

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至る所に、この額が飾ってある。
ファンへの気持が伝わってくるな。

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おお!。
ロッカールーム!!

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ロッカールームにあるお風呂。

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マッサージベッド。

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キッチン。
何でも出来るんだな。住めるな。

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これが俯瞰で見たスタジアム。

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フィールドに立ったぞ。
走りたくなる。

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スタジアムの周りは、倉庫街。
古いレンガ造りのシブい倉庫が並ぶ。
これがシアトルらしさなのか…。

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付近には、沢山のスポーツバーが点在。

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これもスポーツバー。
平日なのに客が多い。

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再びSafeco Fieldへ移動。
Safeco Fieldから見たQuest Field。

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この日は、イチロー選手、城島選手にサインを貰う為に
早めにスタジアム入り。
少年時代のように、ボールとサインペンを持ってチャンスを窺う。
イチロー選手は無理だったが、城島選手から見事ゲット!

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続いて、5番のSexon選手からもサインをゲット。
選手がファンサービスを始めたら、子供が大行列。

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そろそろ試合開始か。

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この日の席は、ライト側外野3階にある「Hit Here Cafe」。
見晴らしは最高だが、ガラス越しの為、音が聞こえない。

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早速、軽食をオーダー。
そろそろ、日本食を食べたくなってきた頃合い。

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息子の誕生日ということで、高価な席で観戦する親子の風景。
ラジオを聴き、熱心にスコアシート作成に興じる父親。。
息子そっちのけの父親に、息子は少々不満そう。

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スタジアムの半分近くがバーやレストラン。
日本とは、ここが大きく違う。
高価なラグジュアリースタイルも多いが、ニーズもそれ以上に多い。

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なかなか美味そうな食事だ。

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アメリカのスタジアムには、日本よりも様々な楽しみ方がある。
日本のような合掌応援はないが、各々が踊り、歌い、叫び、
食べ、飲み、触れ合う。

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そうするための施設が日本の数倍も充実しており、
それらの施設や環境を通して、スタジアムは
様々な楽しみ方をファンに提案しているように感じられた。

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スタジアムという存在は面白い。。
最近のアメリカでは、メジャーやマイナーを問わず、
スタジアムやアリーナという施設を中心に、
地域の開発・再開発が進められ、地域を盛り上げてる。

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いつかまた、アメリカのスタジアム観戦に来よう。
別に、アメリカだけでなくても良い。
欧州にもまた行ってみよう。
世界は果てしなく広いのだから。
でも、その前に、久々に東京ドームや神宮にも行ってみよう。
そんな事を考えつつ、曇り空のシアトルを後にした。

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