前夜のカジノで負けなければ、
ラスベガス⇒LAを空路で移動しようと考えていた。
しかし、負け組となった時点で、そんな選択肢は消え失せた。
…という事で、早朝からグレイハウンドでバス移動。
LAまで$40弱。安い。
しかし色々な街を経由するもんだから、9時間くらいかかった。
アナハイムでLAの友人と再合流し、エンジェルス・スタジアムへ。
ハイウェイからシンボルマークの「A」のモニュメントを発見。
スタジアムの全貌が見える。
噂通り、デカイ。
付近には、「Kings」というホッケーチームのホームアリーナ、
「Honda Center」が隣接。
ちょうどこの時、Kingsはスタンレーカップを競いプレイオフ中。
しかし、残念な事に、そのチケットは確保出来ず。
出た!
スタジアム正面のモニュメント。
お洒落である。
平日の夕方なのに、続々とファンが集まってくる。
浦和レッズばりの「赤い悪魔」が続々集結。
この日は、入場者に限定エンジェルス置時計をプレゼント。
余りに素敵なゲートだけに、
写真を撮りまくっていたら、
警備員に怪しまれパスポートを確認される始末。
それにしても可愛らしいスタジアムだ。
エンジェルスのオーナーはディズニーだけに、
様々な演出に拘り、楽しみを見つける事が出来る。
地面には、往年のスター選手の名が刻まれている。
何だかハリウッド・ロードみたいだ。
写真を撮りまくる僕を、少年たちは不思議そうに眺める。
同じ広場の地面に、
ホームベースやマウンドや打席のデザインが施されている。
少年たちは、そこで「投げ」、「打つ」演技をして遊んでいる。
なんとも微笑ましい光景。
スタジアムへ入ると、いきなりバフェのレストラン。
ここは高いチケットを買わないと入れない。
奥には、フィールドが広がっている。
エンジェルス・スタジアムはコンコースの至る所に、
様々な展示物が飾られている。
歩いているだけで楽しい。
エンジェルスなのに、何故かイチロー選手。
イチローvsモハメド・アリ、しかもサイン付き。
…欲しい。
コンコース、めちゃくちゃ広い。
当然、障害者用スペースも広く充実。
このスタジアムは、各フロアのコンコース360度に渡り様々な仕掛けがある。
色々なショップ、ゲーム、レストラン、バー、広場等々。
スタジアムに来ている人々の流動率も高い。
ファンが落としていく単価も高いのではないだろうか。
外野裏の子供用ゲームコーナー。
試合観戦そっちのけで、ゲームに夢中だ。
この子も夢中。
彼らの目を見ていたら、映画「Field of Dreams」を思い出した。
この日の試合は、vsマリナーズ。
守備ではファインプレーで魅せたものの、
イチロー選手の打席が不調。
エンジェルス・スタジアムでは、
ホームランが出ると、外野の岩山から滝が流れ、
花火が打ち上げられる。
しかし、この日はなかなかホームランが出ない。
LEDの広告看板もさることながら、
一塁側は真っ赤。
ビールを飲んでは踊りながら、各々にスタジアムを楽しむ。
最後の最後にホームランが出て、
滝が、花火が大噴火!
しかし、シャッターが間に合いませんでした。
この夜のゲームは、イマイチ盛り上がらず…。
気を取り直し、友人と、そのガールフレンド、ルームメイトと
コリアンBBQへ。
コリアンタウンだけに、日本の焼肉よりも美味かった。
そろそろ野球観戦に飽きてきたぞ…。
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