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■番外編 アメリカ スポーツビジネス視察(2007年・夏)

■番外編 アメリカ スポーツビジネス視察(2007年・夏)
  6月2日 桜庭和志 vs ホイス・グレイシー他

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5月30日、31日、6月1日はインタビュー取材で、
公開できるようなロクな写真はないので、飛んで日に入る6月2日。

この日は、土曜日で友人も仕事がなく共に行動。
遅い昼食をとるためロードサイドのスポーツバー「Hooters」へ。

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「Hooters」とは、直訳すると「フクロウ」という意味。
しかし、俗語にすると「巨乳ちゃん」という意味らしい。
なるほど…。
店内に入ってその意味が分かった。
露出の多い女の子が注文を取り、フランクに話せるスポーツバーだ。

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「Hooters」は、全米にフランチャイズ展開しており、
羽振りは好調のようだ。

最近では、ラスベガスにカジノホテルも出店するなど、
幅広い事業展開をしているという。
手羽先のフライが名物。

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ここは、空港近くにあるサッカースタジアム
「HOME DEPOT CENTER」。
MLS(Major League Soccer)のLA・ギャラクシーの
ホームスタジアム。

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LA・ギャラクシー、現在はデイビット・ベッカムが所属している
プロサッカーチームだ。
この時はまだ所属していなかったが、この前日に、
「ベッカムが来るぞ!」と書かれたバスが街を走っていたのを
何度か目撃した。

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この日はゲームもなく、スタジアムを外から眺めただけ。
アメリカでは、サッカーは人気スポーツとはお世辞にも言えない。

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スタジアムの周りに広大なフィールドが広がる。
これはナショナル・トレーニング・センターの敷地らしい。

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サッカーコートが8面くらいあり、テニスコートも20面くらいある。
さすがに、日本とは桁違いの広さだ。。。

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夕方から、日本の格闘技イベント「K-1 Dynamaite!!」を観戦。

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これがロス五輪のメイン会場「LA Memorial Colosseum」。
おそらく国立競技場よりもデカイ。

既に客入れしているのに、まだ設営をしている。
いつ始まる?かなり押してるぞ!…等と心配になる。

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「LA Memorial Colosseum」正面のモニュメント。
歴史を感じる。
しかし、イベントは非常に退屈な試合が続く。

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退屈な「K-1 Dynamite!!」に飽き、一時脱出!

アリーナフットボールを少しだけ見ようと「Staples Center」へ。
土曜日だけにイベントが多く、ラッキーだ。

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往年のNBAスーパースター、M・ジョンソンのブロンズ像現る。
「ゲートは左だ」と言わんばかりの貫録に圧倒され、左へ進む。
当日券$15で入場。

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アリーナでフットボール??? ……予想外。
フットサルは馴染み深いが、アリーナフットボールという
室内競技があることすら知らなかった。
ダイナミックさには欠けるが、展開が速くてオモロ、予想外連発。

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熱心なファンがモニターに映し出されて、場内盛り上がる。
アメリカならではの、この多面モニターは格好良い。
…欲しい。

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客の入りはイマイチだが、内容はオモロ。
ここでもLED看板に演出文字が走りまくる。

アリーナフットボールの選手は、NFLに行けなかった選手や、
これからNFLに挑戦・再挑戦しようとする選手が活躍している。
実際に、アリーナフットボールからNFLへ進出して、
MVPを獲得した選手もいるらしい。
ナメたらアカンぜよ!

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確か20分ハーフで、ハーフタイム突入。
このチアーリーディングも、NFLやNBAで活躍できない、
或いは活躍のチャンスを窺うチアーガールで構成されているらしい。
ナメたらアカンぜよ!

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Staples Centerから再びLA Memorial Colosseumへ。

「桜庭vsホイスのメインイベントまでには戻る。」
友人とそう約束したので、タクシーを降りて猛ダッシュ。
戻った頃には、すっかり日が暮れていた。

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ダッシュで席へ戻る途中、
偶然にもバックヤードでアップ中の桜庭チームを発見。
右のオレンジパンツが、桜庭選手。
左の白いタオルは、シュートボクセのフジマール。

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桜庭選手の入場曲「Spped」がLAに鳴り響く。
友人と共にテンションは最高潮!

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「桜庭選手とホイスの入場が今日一番盛り上がってる」と隣の友人。
桜庭選手の入場が盛り上がるのは、万国共通なのか?
それとも日本人のファンが多いのか?
そんなもんは分らんが、とにかく盛り上がりゃええねん!

しかし、「伝説の試合」の再戦は、膠着に終わり大ブーイング。
数日前の「UFC」の熱狂を見てきただけに、
このイベントは興行的に失敗かもしれないとマイナス思考を巡らせる。

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日本総合格闘技が北米でのUFCのパイを少しでも
獲りに行こうと必死にもがく昨今。
しかし、現地で目の当たりにした、この「熱」の差は歴然。
では逆に、PRIDEもなくなり、HERO'Sが低迷している今、
北米初のUFCが日本にも進出し、人気を拡大するのか!?

間違いなく、それはない。
UFCには日本人が好むようなストーリー性や幻想はない。
少なくとも、僕は日本の格闘技に幻想を見続けていきたい。
それにしても、綺麗な打ち上げ花火だ。

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