都内から約3時間、富士五湖随一の透明度を誇る本栖湖へ。
快晴に恵まれ、バッチリ富士山が丸見え。
天気は良いが、風が強く、カヌー日和とは言えないコンディション。
湖面に出た途端、いきなり山風の洗礼を浴びる。
どこから吹くか分らぬが、物凄い風に見舞われ、
漕げども漕げども、なかなか進まない。
11月中旬という時期もあり、気温が低い。
とにかく寒い!…の一言。
カヌーも釣り人も全くいない寂しい湖畔の風景。
山風に煽られ何度も転覆しそうになりながらも、
富士を激写!
夏だったならどんなに気持ち良いだろうに…。
相変わらず波が高い。透明度もヘッタクレもない。
困ったことに前に進めず、カヌーは木の葉のように風に翻弄される始末。。
完全に時期を間違えた我らカヌーが一艘。
落ち込むなかれ。
カヌーは不作だが、周りの風景は素晴らしい。
ここの住所は「上九一色村」。
残虐な事件があったとは考えられないほど、彩りに満ちている。
真っ赤に燃えた紅葉。
癒されます。
山の寒さに気が滅入り、河口湖へ移動。
河口湖畔では、「紅葉祭り」が開催されており大賑わい。
「モツ煮込み」をこんなに美味いと思ったのは、
鹿島スタジアム名物のモツ以来だ。
「あゆの塩焼き」を見ると必ず食べてしまうのは
僕だけでしょうか…。
ライトアップしているとは言え、見事な「赤」だ。
この「赤」は、カヌーしに来たことすら忘れさせてくれた。
「是非、来年も来ようじゃないか!」と友人と盛り上がってはいたが、
実際翌年には行っていない始末である。
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