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 ■東道 TodoWalkThrough 通歩 東道通歩 Future未

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0 東道通歩見聞記 −江戸日本橋〜京三条大橋− 0
 

品川宿・しながわじゅく

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 東道通歩  −はじめに−

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1 ◎旧東海道(東海道五十三次)を通歩する。 ◎街道筋の名所旧跡、名品名物、風土風景を見聞する。
 
|  東道通歩  −街道にて−   〜江戸日本橋から京三条大橋までの53宿場と宮宿から桑名宿までの陸路4宿場〜
| 00 江戸日本橋 | 01 品川宿 | 02 川崎宿 | 03 神奈川宿 | 04 保土ヶ谷宿 | 05 戸塚宿 | 06 藤沢宿 | 07 平塚宿 |
|| 08 大磯宿 | 09 小田原宿 | 10 箱根宿 | 11 三島宿 | 12 沼津宿 | 13 原宿 | 14 吉原宿 | 15 蒲原宿 |
| 16 由比宿 | 17 興津宿 | 18 江尻宿 | 19 府中宿 | 20 丸子宿 | 21 岡部宿 | 22 藤枝宿 | 23 島田宿 |
| 24 金谷宿 | 25 日坂宿 | 26 掛川宿 | 27 袋井宿 | 28 見付宿 | 29 浜松宿 | 30 舞阪宿 | 31 新居宿 |
| 32 白須賀宿 | 33 二川宿 | 34 吉田宿 | 35 御油宿 | 36 赤坂宿 | 37 藤川宿 | 38 岡崎宿 | 39 知立宿 |
| 40 鳴海宿 | 41 宮宿 | @ 岩塚宿 | A 万場宿 | B 神守宿 | C 佐屋宿 | 42 桑名宿 | 43 四日市宿 |
| 44 石薬師宿 | 45 庄野宿 | 46 亀山宿 | 47 関宿 | 48 坂下宿 | 49 土山宿 | 50 水口宿 | 51 石部宿 |
| 52 草津宿 | 53 大津宿 | 00 京三条大橋 | 00 00 | 00 00 | 00 00 | 00 00 | 00 00 |
 
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 東道通歩  −行程−   〜江戸日本橋を10月1日(土)に出発し、京三条大橋を11月7日(月)に到着する延べ日数38日間の行程〜

   日程   行程  日程   行程  日程   行程
1  2005
10/01.
 江戸日本橋〜品川宿〜川崎宿
10/02.
 川崎宿〜神奈川宿〜保土ヶ谷宿
10/03.
 保土ヶ谷宿〜戸塚宿
10/04.
 戸塚宿〜藤沢宿
10/05.
 藤沢宿〜平塚宿
10/06.
 平塚宿〜大磯宿〜小田原宿
10/07.
 小田原宿〜箱根宿上り
10/08.
 箱根宿上り〜箱根宿下り
10/09.
 箱根宿下り〜三島宿
10/10.
 三島宿〜沼津宿
10/11.
 沼津宿〜原宿
10/12.
 原宿〜吉原宿
10/13.
 吉原宿〜蒲原宿〜由比宿
 2005
10/14.
 由比宿〜興津宿〜江尻宿
10/15.
 江尻宿〜府中宿
10/16.
 府中宿〜丸子宿
10/17.
 丸子宿〜岡部宿〜藤枝宿
10/18.
 藤枝宿〜島田宿
10/19.
 島田宿〜金谷宿〜日坂宿〜掛川宿
10/20.
 掛川宿〜袋井宿
10/21.
 袋井宿〜見付宿〜浜松宿
10/22.
 浜松宿〜舞阪宿
10/23.
 舞阪宿〜新居宿〜白須賀宿〜二川宿
10/24.
 二川宿〜吉田宿〜御油宿
10/25.
 御油宿〜赤坂宿〜藤川宿
10/26.
 藤川宿〜岡崎宿
 2005
10/27.
 岡崎宿〜知立宿〜鳴海宿
10/28.
 鳴海宿〜宮宿
10/29.
 宮宿〜岩塚宿〜万場宿〜神守宿
10/30.
 神守宿〜佐屋宿〜桑名宿
10/31.
 桑名宿〜四日市宿
11/01.
 四日市宿〜石薬師宿〜庄野宿
11/02.
 庄野宿〜亀山宿〜関宿
11/03.
 関宿〜坂下宿〜土山宿
11/04.
 土山宿〜水口宿
11/05.
 水口宿〜石部宿〜草津宿
11/06.
 草津宿〜大津宿
11/07.
 大津宿〜京三条大橋
11/08
 
|  東道通歩  −終えて− 0
| ◎通歩した宿場は、江戸日本橋から京三条大橋までの53次宿場と、宮宿から桑名宿
 までの陸路の4次宿場となりました。4次は、岩塚宿・万場宿・神守宿・佐屋宿です。

◎東海道には、2つの起点と、53+4の宿場の、計59の街が存在することになりま
 す。 これらの街は、東京・神奈川・静岡・愛知・三重・滋賀・京都の7都府県に及ん
 でいます。 各街での風土風景は、一歩一歩大地を踏み締めることで感じられたよう
 です。

◎通歩の始めは、天候に恵まれ好調な出だしでしたが、途中、5日から天候が悪く、秋
 の長雨に遭遇することになりました。 箱根宿では最悪の事態でしたが、雨の中での
 遊歩気分を楽しむことができました。 何れは晴天下での快適な歩きをしてみたい気
 持ちです。
 その後は一進一退で、天候に比例しての足並みとなりました。
◎街道の人達は、慣れていることもあってか、道、場所、宿泊地などを訪ねると、親切
 丁寧に案内して頂きました。

◎通歩行程は、江戸日本橋を10月1日(土)に出発し、11月7日(月)に京三条大橋に
 到着する延べ日数38日間となりました。 当初は、1日20kmの歩行で、延べ日数
 25日を予定してい ました。 しかし、街道筋の名所旧跡を確認しながら記念写真する
 と、また宿場での宿泊を考慮すると、1日に換算すると15km以下の歩行となりま し
 た。 当時の行程は、1日40kmの歩行で延べ日数12日間とのことで、当時の生活様
 式から何と健脚なことかが伺えます。

◎街道筋の名所旧跡などを写真に収めることで、通歩足跡とすることができました。
 終わってみると、良い思い出、経験となりました。
 改めて、道中に関係した多くの皆さんには多々お世話になりました。
 
1

 東道通歩  −東海道の様相について−

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  ◎日本橋から京の三条大橋まで、東海道一二六里余の五十三次は、寛永(かんえい)元年(1624)に完成した。
◎東海道に伝馬(
てんま)制を制定する。
◎江戸時代の五街道は、古代の五畿(
ごき){大和(やまと)、山城(やましろ)、摂津(せっつ)、河内(かわち)、和泉(いずみ)}、七道{東海、東山 (とうさん)、北陸、山陰、山陽、南海、
 西海(
さいかい)}にならって設けられる。
◎伝馬制、宿駅制は、基本的に古代の律令国家の制度を踏襲して制定される。 当初、公用旅行者に限って伝馬と宿を提供される。
◎伝馬は、街道沿いの屋敷(
やしき)持ちが提供し、その代わりに地税が免除される。  のちに宿全体の負担となり、地税の免除も宿全体に及ぶ。
◎宿駅は、原則として四里余、約16km毎に設けられる。 その任務は、人馬の継立(
つぎたて)、休泊施設の提供、飛脚(ひきゃく)による逓信 (ていしん)業務である。 その人足
 は、寛永年間(1624〜44)には各駅100人程に及ぶ。 伝馬は、100疋(
ぴき)で公用の旅に対応し、余裕があれば一般の旅人にも馬や人足を利用させ、駄賃(だちん)を稼い
 だ。
◎宿駅で大名や貴人が泊まるのが本陣(
ほんじん)、それを補完するのが脇本陣(わきほんじん)で、どちらも問屋(といや)あるいは名主(なぬ し)といった土地の有力者が務める。
 また、庶民のための旅籠(
はたご)や茶屋などを有する。  郵便飛脚も宿駅の重要な業務で、各宿は幕府の公用文書を御用箱で搬送し、各駅には健脚で強靱(きょうじん)な
 継(
つぎ)飛脚人足を待機させる。  急行便なら、江戸〜京都間を丸2日余りで運んだと言われる。
◎国許(
くにもと)と江戸を往復する参勤交代において、東海道を利用した大名は約150藩ほどで、非常時に備えて鉄砲、槍(やり)、弓などを装備した軍隊編成となる。
◎東海道には箱根と新居(
あらい)に関所があり、「入り鉄砲と出女(でおんな)」を厳重に取り締まる。
◎天下の剣(
けん)、箱根と、渡し舟もない暴れ川の大井川は最大の難所となる。
◎東海道の旅人にとって、富士山を遠望しながらの海沿いの街道は、風光明媚(
ふうこうめいび)な景観に心踊る楽しい旅程となる。
◎宿駅だけでなく、道標や一里塚、松並木、場所によっては常夜灯(
じょうやとう)など、東海道は五街道の中でもっとも整備された街道となる。
 
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東道通歩 未道感点

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